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この治験は、進行固形がん(がん種を問わない)の方を対象としています。
また、対象となる遺伝子変異は、KRAS G12Cです。

この試験は、標準治療後の進行性固形がんを対象にした第I相の臨床試験で、KRAS G12C 阻害剤単剤、または、KRAS G12C阻害剤とSHP2阻害剤や抗PD-1抗体を組み合わせて併用投与する臨床試験です。

契約番号 T4897 NCT番号 NCT04699188
治験責任医師 山本 昇 その他の登録番号 jRCT2031200379
参加条件
  1. Eastern Cooperative Oncology Group (ECOG) performance status(PS)が0 または1である
  2. 文書による同意が得られる
  3. 20歳以上である
  4. 組織学的に悪性腫瘍であると診断されている
  5. RECIST v1.1に従って,少なくとも1つの測定可能病変が存在する
  6. 各臓器機能が規定内に保たれている
  7. 治験に必要な腫瘍生検を受ける意思がある

注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。

機序 第I相試験:
1)KRAS G12C 阻害剤の単独療法
2)KRAS G12C 阻害剤とSHP2阻害剤との併用療法
3)KRAS G12C 阻害剤と抗PD-1抗体との併用療法
4)KRAS G12C 阻害剤、SHP2阻害剤と抗PD-1抗体との併用療法

注:この治験に参加した患者さんは、単剤療法、併用療法のいずれかを受けることになります。ご自分で選択することは出来ません。
費用負担 治験薬は製薬企業から無償提供されますが、それ以外の薬代、検査費用などは日常診療と同じ費用負担が発生します。保険の種類、扶養者の年収にも寄りますが、実質的費用で得られるメリットはありません。