[投稿日 : 2025年4月30日]
当科の山本昇医師らによる論文 (最終著者)がJournal of Clinical Oncology誌に掲載されました—HER2特異的TKIゾンゲルチニブ、第Ia相試験で良好な安全性と有効性を確認
当科の山本 昇医師らの研究成果(最終著者)が Journal of Clinical Oncology に掲載されました。
当科が参加した国際第Ia相試験(Beamion LUNG-1)では、経口HER2特異的チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)ゾンゲルチニブを固形癌105例に投与し、最大耐量(MTD)には達せず、Grade≥3の有害事象は10%と忍容性良好でした。奏効率は30%(非小細胞肺癌では35%)、奏効持続期間中央値は12.7か月で、推奨用量は1日1回120mgまたは240mgであることを報告しました。